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環境ニュース[国内]

省エネ型白色LED照明機器に実用化にめど 環境省の助成事業で開発

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.10.21 【情報源】環境省/2005.10.20 発表

 環境省が実施している助成事業「地球温暖化対策技術開発事業(競争的資金)」の対象案件の1つ「白色LED(発光ダイオード)を応用した省エネ型照明機器に関する技術開発事業」に取り組んでいる大阪府と松下電工(株)は2005年10月20日、従来の蛍光灯方式と比較して、約40%〜50%の省エネが可能なLED照明システム実現にめどがついたと発表した。
 LEDは電気を流すと発光する半導体の一種。1960−70年代に赤色、緑色、黄色のLEDが開発された後、90年代に日本のメーカーによって青色が開発され、3原色が揃ったことによって96年にようやく白色LEDが開発された。
 これまでは信号機や液晶のバックライト、ディスプレイなどに使われてきたが、省エネ性能に優れ、製品寿命が長いことから、現在一般照明用としての開発が進められている。
 大阪府と松下電工による「白色LEDを応用した省エネ型照明機器に関する技術開発事業」は(1)オフィスの省エネに有効なタスク&アンビエント照明(天井照明の明るさを低下させる一方、作業照明で明るさを確保する照明方式)に適したLED照明器具の開発、(2)輝度にムラがない構内看板用LED照明の開発−−に取組む事業で、今後も07年3月末まで、より省エネ性が高く、普及が見込める照明機器の開発が継続される予定。 【環境省】

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