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環境ニュース[国内]

農林水産業関係施設の吹付けアスベスト使用状況を発表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.11.29 【情報源】農林水産省/2005.11.29 発表

 農林水産省は平成17年11月29日、農林水産業に関係する施設での吹付けアスベストアスベスト含有吹付けロックウールの使用状況をまとめ、公表した。
 調査対象となった施設は、(1)卸売市場が1,563件、(2)競馬場が4、969件、(3)農林水産省関係の教育機関が61件、(4)農林水産関係の民間集会施設が5万1,957、(5)農業関係試験研究施設が2,635、(6)公共事業施設・関連施設が39,862件、(7)米麦の乾燥調製施設が877。
 このうち、調査時点で吹付けアスベストなどの使用(あるいは使用可能性)が確認されたものは(1)が116件、(2)が136件、(3)が7件、(4)が20件、(5)が90件、(6)が156件、(7)が1件だったが、封じ込めなどの飛散防止対策を完了していたのはそれぞれ、(1)が27件、(2)が50件、(3)が3件、(4)が報告なし、(5)が2件、(6)が16件、(7)が0件。
 なお農林水産省では、結果が判明していない施設への報告を依頼するとともに、吹付けアスベストが露出している建築物の所有者に対し、飛散防止対策の実施、労働安全衛生法など関連法令の遵守を、地方自治体、農林水産省関係業界・関係機関を通じ指導・通知していく方針。【農林水産省】

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