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環境ニュース[国内]

第1回「美の里づくりコンクール」受賞団体を決定

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2006.02.10 【情報源】農林水産省/2006.02.10 発表

 平成18年2月10日、優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組みを表彰する第1回「美の里づくりコンクール」の農林水産大臣賞に、愛媛県内子町の「石畳を思う会」と「石畳自治会」が決定したことが農林水産省から発表された。
 このコンクールは優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組み事例を顕彰・広報することによって、農山漁村で美しい景観形成を進め、都市と農山漁村の共生・対流を活発化することが目的。
 選定にあたっては、(1)自然景観と農林地の景観が統一的・連続的に地域の美しい景観をつくりあげていること、(2)多様な主体が地域の景観の保全・形成に参加していること、(3)地域資源を活かし、自然環境・生活環境・伝統文化が調和した景観を保全・形成していること、(4)農山漁村ならではの景観の魅力を活かして都市との交流、地域経済活性化を図っていること、(5)景観農業振興地域整備計画をはじめ、良好な景観づくりに関する施策や条例、協定を活用していること−−の5点を審査基準とした。
 農林水産大臣賞を受賞した「石畳を思う会」は、内子町石畳地域で昭和62年から、水車小屋の復元など「村並み保存運動」を展開している団体。一方、「石畳自治会」は、石畳地域を統轄するコミュニティー組織で、花いっぱい運動などの景観整備のほか、「水車まつり」や「石畳むら並み博物館」による都市住民との交流事業を「石畳を思う会」とともに積極的に取り組み、「村並み保存運動」を住民総ぐるみの運動へと発展させている。
 なお、これ以外にも、山形県朝日町の「椹平棚田保全推進委員会」と滋賀県高島市の「針江区」が農林水産省農村振興局長賞、栃木県茂木町の「竹原郷づくり協議会」、兵庫県佐用町の田和集落、兵庫県東条町の掎鹿谷(はしかたに)土地改良区が美の里づくり審査会特別賞を受賞した。【農林水産省】
 

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