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環境ニュース[国内]

小笠原諸島国有林野内の「森林生態系保護地域」設定に向け、検討委員会設置

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2006.02.17 【情報源】林野庁/2006.02.15 発表

 林野庁は小笠原諸島の国有林野に、森林生態系保護地域を設定することについて検討するために、新たに「小笠原諸島森林生態系保護地域設定委員会」を設置し、その第1回検討会を平成18年3月13日に小笠原村で開催することにした。
 小笠原諸島は太平洋上に孤立した30余りの小島から成る海洋島で、優れた景観に恵まれるとともに、世界的に貴重な固有動植物が生息・生育していることから、世界自然遺産の国内候補地に選定されるなど、その保護を求める声が高まっている。
 なお、今回設定が検討されている「森林生態系保護地域」とは、国有林のうち、原生的な天然林の自然環境維持、動植物保護、遺伝資源保存などを目的に設定される保護林で、保存地区(コア)と保全利用地区(バッファー)に区分される。保存地区にはモニタリング、学術研究、災害時以外は原則として人手を加えないが、保全利用地区は森林教育や、レクリエーションの場として活用する。
 この検討委員会では(1)森林生態系保護地域(保存地区・保全利用地区)の位置・区域、(2)の移入種対策、希少種の再生対策、利用のルールづくりなど森林生態系保護地域の管理・利用に関する事項−−を検討する。【林野庁】

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