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環境ニュース[国内]

三菱レイヨン横浜技術研究所で核燃料物質を発見

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.03.06 【情報源】文部科学省/2006.02.28 発表

 三菱レイヨン(株)横浜技術研究所(神奈川県横浜市)内で、平成18年2月24日までに、使用許可を受けていない核燃料物質がみつかり、同社は27日付で文部科学省に通報を行った。
 みつかった核燃料物質の内容は、劣化ウラン含有触媒(ウラン量約740グラム)、酸化ウラン(ウラン量約14グラム)、 硝酸ウラニル(ウラン量約12グラム)、酢酸ウラニル(ウラン量約28グラム)。
 三菱レイヨンによると、これらの物質は平成10年に同社に合併した日東化学工業(株)が昭和42年3月に核燃料物質の使用許可を受け、化成品製造のための研究開発に使用していたものだが、同45年に使用廃止届を提出していたという。
 現在は同社内の施錠管理された部屋内の金庫に移管されているが、新保管場所の放射線量も、部屋の扉表面で最大1時間あたり0.05マイクシーベルトと、安全上問題のないレベルとなっている。
 なお物質は、原子炉規制法にもとづく使用許可が必要な300グラムを超えているため、文部科学省は三菱レイヨンに、核燃料物質としての使用許可を受けること、引き続き物質を安全に保管管理することを指導した。 【文部科学省】   

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