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環境ニュース[国内]

吹付けアスベスト使用の官庁施設698棟中、未対策は388棟

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.04.03 【情報源】国土交通省/2006.03.31 発表

 国土交通省は、平成17年9月、12月に続き、官庁施設での吹付けアスベスト使用実態調査結果の続報をまとめ、18年3月31日に公表した。
 この実態調査はすべての国家機関の建築物に使用されている、吹き付けアスベストアスベスト含有吹付けロックウールを調査しているもの。
 今回の公表内容によると、調査対象となった8万4,215棟のうち、18年3月15日時点で吹付けアスベストなどの使用が確認された建築物は698棟(0.83%)。
 うち310棟(0.37%)で、封じ込めなどの飛散防止対策が実施済みで、未対策の建築物は388棟(0.46%)。また吹付けアスベストの使用が確認できていない建物は47棟(0.06%)だった。
 この結果を受け、国土交通省では引き続き(1)吹付けアスベストの使用が確認された施設での除去などの対策実施、(2)現時点で使用の有無を確認できていない施設での分析調査などによる確認などを、施設を管理する各政府機関に指導・情報提供するとしている。【国土交通省】

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