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環境ニュース[国内]

「東アジア・豪地域フライウェイ・パートナーシップ」立上げが議題に 第11回日中・第13回日豪渡り鳥保護協定会議

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.05.31 【情報源】環境省/2006.05.31 発表

 2006年5月24日に「第11回日中渡り鳥等保護協定会議」が、翌25日に「第13回日豪渡り鳥等保護協定会議」が中国・上海で開催された。
 2つの会議は、各国の渡り鳥の現状、保護対策、研究に関する情報交換を行うために、昭和56年に発効した「日中渡り鳥等保護協定」、「日豪渡り鳥等保護協定」に基づき、ほぼ2年に1度日本、中国、オーストラリアの3か国持ち回りで開催されているもの。
 このうち今回の「日中渡り鳥等保護協定会議」では、(1)両国の渡り鳥保全施策の情報交換、(2)日中渡り鳥等保護協定に基づくズグロカモメ、クロツラヘラサギなどについての共同調査の成果報告、(3)アジア・太平洋地域渡り性水鳥保全戦略の活動報告、(4)東アジア・オーストラリア地域フライウェイ(渡り鳥の飛路)・パートナーシップのの立上げ−−などが議題となり、このうち(2)については、日本側が共同調査の結果を踏まえて作成した「ズグロカモメ保全行動計画案」を提示し、この計画を中国側が検討していくことになった。
 また(4)についても、日本側が「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ」への中国政府の参加を呼びかけたところ、中国側から同パートナーシップへの参加を検討していくことが表明された。
 一方、「日豪渡り鳥等保護協定会議」では(一)渡り鳥保全施策の情報交換 、(二)協定付表・絶滅のおそれのある鳥類リスト改正に関する情報交換、(三)東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップの立上げ−−などが議題となり、(三)について立上げに向けた連携強化などが合意された。【環境省】

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