一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

米国産輸入牧草に除草剤が残留 残留基準値施行前に発見、販売・給与停止

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.06.05 【情報源】農林水産省/2006.06.02 発表

 独立行政法人肥飼料検査所が飼料販売業者のもとから抜き取って、検査をしていた輸入牧草スーダングラスに、除草剤であるブロモキシニルが残留基準値を超えて含有されていることが18年5月28日までに確認された。
 このスーダングラス乾牧草は米国カリフォルニア州から輸入されたもので、ブロモキシニルの含有量2.5ppmと、18年5月29日から施行された飼料安全法にもとづく残留基準値(0.1ppm)の25倍にのぼっていた。
また最初に抜き取った分ばかりではなく、同時に輸入された牧草計100トンのうち未消費のものについても、同レベルの残留農薬が確認されたという。
 なお農林水産省では、飼料販売業者と出荷先の畜産農家に対し、28日中に直ちに販売、給与の停止を指導したため。残留農薬基準施行日である5月29日以降は基準違反が判明した飼料の販売・給与は行われていない。
 さらに28日以前にこの飼料を与えた牛から生産された牛乳についても、関係県での分析の結果、ブロモキシニルは検出されていない。【農林水産省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク