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環境ニュース[国内]

「統合国際深海掘削計画」に韓国が参加 日米韓が覚書締結

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.06.21 【情報源】文部科学省/2006.06.20 発表

 日米が主導する国際研究協力プロジェクト「統合国際深海掘削計画(IODP)」に韓国が参加することとなり、韓国地質資源研究院、日本の文部科学省、米国国立科学財団の3者間で覚書が締結された。
IODPは、海洋科学掘削船を使って深海底を掘削することにより、地球環境変動や地震発生メカニズムの解明、地殻内生命の探求をめざしている国際研究協力プロジェクト。03年10月に日米により発足して以来、欧州17か国で構成される欧州海洋研究掘削コンソーシアム、中国が参加し、日本が提供する地球深部探査船「ちきゅう」、米国が提供する科学掘削船、欧州が提供する特定任務掘削船などがプロジェクトに利用されている。
 韓国の参加は、新たに設立された暫定アジアコンソーシアム(IAC)の代表として。IACに参加している機関は現在は韓国のみだが、韓国は今後、IACに参加する他国の機関を今後探していくことになっている。
 覚書には、韓国地質資源研究院が暫定アジアコンソーシアムの年分担金を支払う代わりに、暫定アジアコンソーシアムの研究者がIODPの全データ、試料、報告書を利用することが可能になることなどを定めている。【文部科学省】

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