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環境ニュース[国内]

諫早湾、貧酸素水塊形成後に底生生物が激減

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2001.09.18 【情報源】環境省/2001.09.18 発表

 環境省は、平成13年6月上旬から9月上旬にかけて諫早湾で実施した水質(底層を含む)、底質底生生物、浮泥の堆積状況についての調査結果を公表した。
 今回の調査では(1)7月中旬、湾中央部を中心に底層に貧酸素水塊が形成されていた、(2)貧酸素水塊の形成後、底生生物が激減していた、(3)浮泥堆積量は、最も厚いところで25〜30cmであった−−など事実が判明した。
 環境省では今年、諫早湾中央部を中心として底生生物が激減した原因を底層での貧酸素水塊の発生のためと推測。諫早湾での貧酸素水塊発生がどの時点から生じていたのかは不明としながらも、底生生物の生息に大きな影響を与える現象であるため、今後、環境監視の充実と貧酸素水塊の形成機構の解明を図ることが必要であると考察している。【環境省】

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