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環境ニュース[国内]

景観に関する5調査実施へ 生態系の考え方を取り入れた景観配慮手法の開発など

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.06.27 【情報源】国土交通省/2006.06.27 発表

 国土交通省は平成18年6月27日、18年度景観形成事業推進費のうち調査分で5テーマの調査を実施すると発表した。
 景観形成事業推進費は、景観法の景観計画区域などで実施する景観形成に向けての公共事業を推進するための経費。
 今回、実施される調査はいずれも、景観形成事業のマネジメント・サイクルを徹底する上で必要となる手法に関する調査。
 具体的なテーマは(1)公共事業におけるエコロジカルデザイン検討調査(生態系の考え方を取り入れた景観配慮手法の開発)、(2)みなと来訪者の移動視点場を考慮した景観形成手法検討調査(海からの来訪者の視点に立った景観形成手法の確立)、(3)地域に根ざした文化的な景観の整備・保全・活用手法検討調査(文化的景観に配慮した整備手法の確立)、(4)歴史的な景観を形成する土木構造物の維持・保全方策検討調査(歴史的土木構造物の力学的合理性・安定性に関する評価手法の確立)、(5)景観デザインの規範事例集策定調査(良好な景観形成事例・不良景観改善事例集の策定)。
 (1)(2)は景観形成事業のマネジメント・サイクルの中で「構想・計画段階」、(3)(4)は実施段階、(5)は評価段階に主に関わる。経費の合計は5テーマあわせて約5億6,936万円。【国土交通省】

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