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環境ニュース[国内]

女川3号機を「重大な不適合」と評価 定期安全管理審査結果

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.07.07 【情報源】原子力安全・保安院/2006.07.07 発表

 原子力安全・保安院は平成18年7月7日、東京電力(株)の福島第二3号機と中部電力(株)浜岡5号機の第1回定期安全管理審査、東北電力(株)女川3号機の第2回定期安全管理審査について、独立行政法人原子力安全基盤機構から報告された審査結果に対する保安院としての評定結果をまとめ、公表した。
 定期安全管理審査は原発設置事業者が実施した定期事業者検査の実施組織、検査方法、工程管理、検査にかかわる教育訓練など−−の品質保証・保守管理に関するルール300項目以上への適合性について、独立行政法人原子力安全基盤機構が抜き打ち的手法も使って審査。審査結果を国が「A(不適合事項がなく、品質マネジメントシステムが機能)」、「B(軽微な不適合があるが品質マネジメントシステムは機能)」、「C(重大な不適合ありで品質マネジメントシステム機能していない)」3段階で評定を行うとしている。
 今回発表分の総合評価は福島第二3号機と浜岡5号機「評定B」、女川3号機が「評定C」と判断された。
 女川3号機では、重大な不適合と判断される事例は認められなかったものの、改善が必要と判断された3件のうち、122本の配管ライン番号誤表示が判明した件が「配管肉厚測定検査」に関連する品質保証上の重大問題と判断され、「評定C」とされたもの。3号機はこの誤表示により、配管肉厚管理上測定すべき配管が測定されることとなっていなかった。【原子力安全・保安院】

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