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環境ニュース[国内]

中部国際空港周辺に燃料電池バス用水素ステーションを開設

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2006.07.18 【情報源】資源エネルギー庁/2006.07.18 発表

 燃料電池自動車の実証研究を行っている経済産業省の「水素・燃料電池実証プロジェクト(JHFC)」は、平成18年7月21日から中部国際空港周辺にJHFCセントレア水素ステーションを開設する。
 このステーションは、愛・地球博で実施された、会場間輸送用燃料電池バスの運行と、バスに水素を供給する水素ステーションの運用に関する実証試験を、中部国際空港周辺に移して継続する目的で設置されたもの。
 今回の実証試験では、トヨタ自動車(株)と日野自動車(株)が共同開発した燃料電池ハイブリッドバス「FCHV−BUS」が1台が知多乗合(株)の常滑線(「知多半田〜中部国際空港」間の全区間)および空港島内を循環する貨物地区循環線として運行されるほか、中部国際空港の旅客ターミナルビルと航空機間の旅客送迎バスとして新たに2台の運行が開始されることになっている。
 なお、4台のバスの走行データは国土交通省の燃料電池バスの公道走行試験(注1)として取得され、燃料電池バス実用化に必要な技術基準のとりまとめにも役立てられる予定。

(注1)中部国際空港周辺での燃料電池バスの公道走行試験は18年3月から開始されていたが、JHFCセントレア水素ステーション開設により、路線バスの運行区間が拡大し、また新たに2台の旅客送迎バスの運行が追加された。【資源エネルギー庁】

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