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環境ニュース[国内]

輸出承認が必要な化学物質に4種のアスベスト追加へ 「化学物質の輸出承認について」改正案

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.07.21 【情報源】経済産業省/2006.07.20 発表

 経済産業省は2006年7月20日、ロッテルダム条約(注1)に対応し、輸出承認が必要な物質の内容などを規定してる文書「化学物質の輸出承認について」の改正案を公表し、この案について06年8月21日(必着)まで意見募集を行うことにした。
 今回の改正は、アスベスト石綿)対策を強化した「労働安全衛生法施行令」の改正予定があることから、この改正内容を同文書に反映させるためのもの。
 アスベストのうち、トレモライト、アンソフィライト、アクチノライト、クリソタイルを新たに輸出承認の対象に追加するとともに、その含有量などの承認基準を改正した。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は経済産業省貿易経済協力局貿易管理課パブリックコメント担当(住所:〒100−8901東京都千代田区霞が関1−3−1、FAX番号:03−3501−5896、メールアドレス:qqfcbc@meti.go.jp)。

(注1)先進国で使用が禁止されたり、厳しく制限されている有害化学物質や駆除剤の輸出時に、相手国の事前同意手続(PIC)を経るよう義務づけた条約。04年2月に発効、日本は同年6月に批准した。【経済産業省】

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