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環境ニュース[国内]

教育関連施設のアスベスト使用実態調査が完了 968機関で飛散のおそれ

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.08.25 【情報源】文部科学省/2006.08.23 発表

 文部科学省は、平成18年3月時点で吹き付けアスベスト石綿)使用実態調査が未完了だった教育関連施設の調査が18年6月末までに完了したことから、これらの施設に関する報告をまとめ、18年8月23日付けで公表した。
 この実態調査は、文科省が17年7月に国公私立学校、公立の社会教育施設、社会体育施設、文化施設、所管の独立行政法人、認可法人、特殊法人などに対し、8年度以前に竣工した建築物に使用されている、吹き付けアスベスト、吹き付けロックウール、吹き付けひる石などを調査し報告するよう求めていたもの。
 18年3月時点で調査が未完了だった機関は全調査機関数15万1,925のうち299機関。
 吹き付けアスベストなどを使用した部屋があると回答したのはこの中の89機関で、うち対策実施済みの部屋がある機関は39機関。未対策だが飛散のおそれがない部屋があるとしたのは55機関。未対策で飛散のおそれがある部屋があるとした機関は10機関だった。
 18年3月時点で調査済みだった施設についての発表内容とあわせると、吹き付けアスベストなどを使用した部屋があると回答したのは累計8,603機関、うち未対策で飛散のおそれがある部屋がある機関は968機関となった。【文部科学省】

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