女川原発の耐震安全性　女川町と石巻市で住民説明会開催へ

【エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.09.21 【情報源】原子力安全・保安院／2006.09.20 発表

　原子力安全・保安院、宮城県、女川町、石巻市は平成１８年１０月２８・２９日の両日、東北電力（株）・女川原発の耐震安全性についての住民説明会を、女川町と石巻市内の計３か所で開催する。
　女川原発は１７年８月１６日の宮城県沖地震発生時に、地震の影響により全３基が自動停止した。その時の観測データの中に、設計時に想定した以上の揺れがあったことを示す内容が含まれていたことから、東北電力は同原発の耐震安全性を改めて評価し、最終的に「３基とも安全性は確保されている」という結論をまとめた。また保安院はその内容に対し、「妥当である」との判断を示している。
　今回の説明会は、保安院が女川町・石巻市の住民に、女川原発の耐震安全性・品質保証体制の総点検結果を説明するとともに、参加者と質疑応答を行うもので、開催場所は（１）石巻市牡鹿体育館（日時：１８年１０月２８日午前１０時〜正午）、（２）女川町生涯教育センター（日時：１８年１０月２８日午後６時〜午後８時）、（３）石巻市立渡波小学校（日時：１８年１０月２９日午後２時〜午後４時）。
　参加者は別途、チラシ等により募集する予定。【原子力安全・保安院】