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環境ニュース[国内]

宮崎県清武町の養鶏場での鶏大量死 H5N1亜型のA型インフルエンザウイルスが原因と特定

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.01.16 【情報源】農林水産省/2007.01.16 発表

 宮崎県清武町の養鶏場で鶏が大量死した件で、原因となった高病原性鳥インフルエンザウイルスが、H5N1亜型のA型インフルエンザウイルス(注1)であることが、平成19年1月16日付け農林水産省の発表により、明らかになった。
 H5亜型のA型鳥インフルエンザウイルスであることは同省の19年1月12日付け発表ですでに公表されていたが、N(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型は明らかになっていなかった。
 分析を行った(独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所は、引き続きこのウイルスの遺伝子解析、病原性の確認のための接種試験を実施する予定。

(注1)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。【農林水産省】

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