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環境ニュース[国内]

セルロース含量ギンドロ2種 拡散防止策をとらない使用承認への意見募集開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2007.01.23 【情報源】環境省/2007.01.23 発表

 環境省と農林水産省は遺伝子組換え生物を環境中への拡散防止策をとらないで使用する(カルタヘナ法の第1種使用に該当する)事例の承認申請が2件提出されたことから、これらの事例の承認について、平成19年2月22日まで意見を募集することにした。
 カルタヘナ法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっている。
 今回意見募集を行う事例は、(独)林木育種センターが申請した、(1)高セルロース含量ギンドロ(注1)trg300-1(AaXEG2, Populus alba L.) 、(2)高セルロース含量ギンドロtrg300-2(AaXEG2, Populus alba L.) 。
 学識経験者からの意見聴取の結果では、いずれも生物多様性への影響がないとされており、環境省と農林水産省では今回の意見募集結果で問題がみつからなければ、基本的に使用を承認する方針。
 意見は郵送、FAX、電子メール(または専用の意見募集フォーム)により受付けている。宛先は環境省自然環境局野生生物課外来生物対策室(住所:〒100−8975東京都千代田区霞が関1−2−2、FAX番号:03−3504−2175、電子メールアドレス:bch@env.go.jp)。

(注1)ヤナギ科ハコヤナギ属に属する植物で、別名ハクヨウ、ウラジロハコヤナギ。一般的には「ポプラ」と総称されている植物に含まれる。欧州中南部、西北アジア、中央アジア原産。明治期に日本に導入され、街路樹や庭園樹に用いられている。【環境省】

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