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環境ニュース[国内]

2010年までの大西洋クロマグロ国別漁獲枠が決定 ICCAT中間会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.02.01 【情報源】水産庁/2007.01.31 発表

 2007年1月29日から、東京・千代田区の農林水産省三番町共用会議所で開催されていた、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)中間会合は31日までに、東大西洋クロマグロの2010年までの国別漁獲枠を決定し、閉会した。
 過剰漁獲から資源の減少が懸念されている東大西洋クロマグロについては、06年11月開催のICCAT第15回特別会合で、漁獲可能量(TAC)を07年から10年まで段階的に削減していく保存管理措置(注1)が合意されたが、国別漁獲枠決定に至らず、今回の会合を改めて開催し、議論を行うとしていた。
 今回の会合には日、米、中国など14か国とEC・台湾が参加。2010年までのTACの削減割合、現行の国別漁獲枠、新規加盟国への割当など、さまざまな要素が検討され、最終的にアルジェリア、中国、クロアチア、アイスランド、日本、韓国、リビア、シリア、モロッコ、ノルウェイ、チュニジア、トルコの12か国とEC、台湾の国別漁獲枠が決まった。
 日本の漁獲枠は、07年が2,515.82トン、08年が2,430.54トン、09年が2,345.26トン、10年が2,174.69トン。

(注1)ICCAT第15回特別会合で決まった、漁獲可能量は07年が2万9,500トン、08年が2万8,500トン、09年が2万7,500トン、10年が2万5,500トン。【水産庁】

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