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環境ニュース[国内]

原因特定は至らず 岩屋ウィンドファーム発電所の風車倒壊に関する事業者の中間報告 

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2007.02.07 【情報源】原子力安全・保安院/2007.02.06 発表

 岩屋ウィンドファーム発電所(青森県東通村)で平成19年1月8日に風車倒壊事故が発生した件について、発電所の事業者である(株)ユーラスエナジー岩屋は平成19年2月6日に事故の原因の中間報告を関東東北産業保安監督部長に提出した。
 青森県東通村の岩屋地区では1月8日午後9時50分頃に停電事故が発生。
 東北電力(株)が調査・点検を行ったところ、ウィンドファームに設置している風車25基のうち、「11A号機」1基が基礎部から倒壊していることが1月9日午前0時過ぎに確認された。
「11A号機」は高さ68メートル、翼の長さ29メートル、出力1,300キロワットの風車で、18年末から機器トラブルにより運転を停止していた。また通常は秒速60メートルの風に耐えるように設計されているが、倒壊前10分間の平均風速は秒速16〜20メートルにすぎなかった。
今回の報告は、事故発生直前にロータが過回転状態になったことで設計値を上回る荷重が風車基礎に作用した可能性があることを指摘したが、原因を特定するには至らなかった。このため、調査を継続するとともに、再発防止策をまとめ3週間以内に最終報告として提出するとしている。
 なお報告を受けた保安院は、同社に早急に事故原因究明を徹底することを要請した。【原子力安全・保安院】

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