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環境ニュース[国内]

日本海沿岸地域への医療系廃棄物漂着、計2万6,000点以上に 06年12月22日時点

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2007.03.05 【情報源】環境省/2007.03.05 発表

 環境省は2007年3月5日、秋田県から沖縄県までの日本海沿岸地域に、依然として医療系廃棄物が多数漂着していることをあきらかにした。
 これらの医療系廃棄物は06年8月中旬頃から漂着しはじめ、8月25日までに計約6,000個、9月22日までに計2万点以上(薬瓶約1万2,000点、注射器約4,800点)の漂着が把握されたが、その後も漂着が継続し、12月22日までの合計では、約2万6,000点(薬瓶約1万7,000点、注射器約6,700点)の漂着が把握されている。また、漂着物のうち、中国語などによる表記が確認されたものが計約900点にのぼっているという。
 中国、台湾、韓国に対し、外務省を通じて問合せを行った結果では、発生源が特定できる情報は得られなかったが、06年12月に開催された日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)で、関係国が漂流・漂着ゴミ対策について関係国の協力を進展させることが確認されている。
 環境省は、医療系廃棄物の漂着状況の把握を19年度も継続するとともに、外交ルートを通じて近隣諸国との情報交換を行い、発生源・漂着ルートの解明を進めていく方針だ。【環境省】

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