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環境ニュース[国内]

学校教育の指導者向け教材「地球温暖化防止のための環境学習プログラム」第2弾を作成

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2007.04.04 【情報源】環境省/2007.04.02 発表

環境省では、学校教育現場で活用できる指導者向け教材「地球温暖化防止のための環境学習プログラム」第2弾を作成し、平成19年4月2日から、都道府県・政令指定都市の環境部局、教育委員会、都道府県地球温暖化防止活動推進センターなどへの配布を開始した。
 この教材は、小中高校の教師や都道府県知事から委嘱された地球温暖化防止活動推進員(注1)などが温暖化防止教育をスムーズに実施できるよう作成されたもので、18年3月に刊行した第1弾の続編。「ごみ」、「もの」、「まち」、「住まい」の4テーマに沿った教材(それぞれ小学校用、中学校・高校用を作成)などから構成されている。
 地球温暖化防止のための知識を単に教えるのではなく、「ごみ」、「もの」、「まち」、「住まい」といった子どもたちを取り巻く身近な生活の中で、温暖化とのつながりを把握していけるよう工夫しているほか、「総合的な学習」の時間だけでなく、理科、社会科、家庭科など各教科でも活用できるよう、学習内容と各教育課程の学習指導要領との関連を示している。
 さらに、それぞれの学校や地域の特性に応じ、柔軟にカリキュラムを発想できるように「学習の流れ」を設定するとともに、さまざまな要素の関連性を図で示す「ウェビング」という手法をとりいれている。
 教材は、全国地球温暖化防止活動推進センターのホームページからも電子ファイル版の閲覧・ダウンロードが可能で、全国地球温暖化防止活動推進センターで冊子版の一般への無料配布も開始されている(小中高校を除き、送料は希望者負担となる)。
 配布に関する問い合わせは、全国地球温暖化防止活動推進センター(担当:小宮・中川・中根、住所:〒106−0041東京都港区麻布台1−11−9ダヴィンチ神谷町、電話番号:03−5114−1281、FAX番号:03−5114−1283、電子メールアドレス:edu@jccca.org)まで。【環境省】

(注1)温暖化対策に関する知識の普及、住民への指導・助言ができる人材として「地球温暖化対策推進法」にその活動内容が規定されている。温暖化対策に関する熱意と識見を持つ人の中から都道府県知事が委嘱できることになっている。

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