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環境ニュース[海外]

地域環境改善事業への補助を合理化

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2001.10.30 【情報源】イギリス/2001.10.19 発表

 マイケル・ミーチャー環境大臣は、地域環境改善のための2大組織、タイディ・ブリテン・グループ(Tidy Britain Group)とゴーイング・フォー・グリーン(Going for Green)への補助を仕分けし、合理化することを発表。これまでは、政府から354万2,000ポンド(約6億円)の補助金が提供されていた。
 タイディ・ブリテン・グループは、ゴミの散乱防止を目指す全国的なボランティア組織。一方、ゴーイング・フォー・グリーンは、地域社会や環境等に有益な行動を促す政府のキャンペーンを実施している団体。
 ミーチャー大臣は、新たな補助基盤の整備について次のように述べた。「我々は、タイディ・ブリテン・グループとゴーイング・フォー・グリーンを傘下に収める「環境キャンペーン機構(Environmental Campaignes Limited;ENCAMS。1998年設立)」向けの政府基金、及び、その他、地域環境の質向上や環境活動の分野を担う組織に対する基金の見直しを行った。その結果、外部機関、特にENCAMSはこの分野で政府の活動を助ける基盤があるとの結論がでた。また、ENCAMSは他の機関と幅広くより協力して活動することの必要性が明らかになった。さらに、政府としてもENCAMSに対してより明確な目標値と進行状況の測定基準を設ける必要があることも分かった」
 また同大臣は、本年度と来年度とでさらに100万ポンド(1億7000万円)を、ENCAMSが50の地域当局と協力して行う地域環境クオリティー・パスファインダー・プログラム(Local Environmental Quality Pathfinder Programme:地域のゴミ・落書き・犬の糞・その他迷惑物の排除に向け効率的なプロジェクトの確立を目指す)向けに出資する予定があることを明らかにした。
ENCAMSに係る質問はスポンサーシップ・マネジャーのJeremy Marlow
(Tel:020-7944-6695 / Fax:020-7944-6559 / e-mail:jeremy.marlow@defra.gsi.gov.uk)まで。
【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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