中国　武漢：計画環境アセスメントの実験都市に

　国家環境保護総局は先日、正式に武漢市を計画環境アセスメントの実験都市とすることを認めた。これにより今後、環保総局は調査研究を実施し、政策的技術的支援を行う。
　実験事業には主に3分野あり、第一に同市の計画環境アセスの政策や規則などを研究、整備し、環境保全と経済発展の統合的意思決定メカニズムを整備し、年内に「武漢市“環境影響評価法”実施弁法」を定める。第二に同市の都市発展計画環境アセス事業を展開する。第三に第11次五ヶ年計画重点発展区域、重点発展産業の計画アセスを開始し、同市土地利用計画の調整、武漢化工新都市全体計画、王家トンビジネスセンター地区全体計画、呉家山台湾投資地区発展計画、同市港湾全体計画、同市軌道交通全体計画など11計画の計画環境アセス事業を実施する。【中国環境報】