中国　省エネ灯など10項目の「環境ラベル製品技術要求」が施行

【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2007.05.24 【情報源】中国／2006.03.09 発表

　3月1日、国家環境保護総局より公布されていた「環境ラベル製品技術要求・省エネ灯」など10品目の省エネ新基準が施行された。今回の新基準では、省エネ灯、再生プラスチック製品、管型蛍光灯安定器、粉末プラスチック、工業用冷房設備、家庭用冷房器具、プラスチックドア・窓、充電電池、乾電池、金属溶接ガスが対象となった。
　今年1月1日、水性塗料、使い捨て食器、包装用繊維乾燥剤、再生紙、無石綿建築製品、建築ブロック、消火器、包装用品、ソフトドリンク、化学石膏用品の11品目で同様の基準が施行されていた。現在、50品目以上の環境ラベル製品技術要求が定められ、環境ラベル認証品目は55種となり、1000社以上、2万種以上の製品が中国環境ラベル認証を取得している。
　関係の専門家や業界関係者によると、これら続々と施行される環境ラベル技術新基準は、中国の産業省エネ、環境意識向上に大きなプラス効果となるという。新基準公布以降、業界内の省エネ技術に優れた企業は次第に有利になり、技術力の劣った企業は競争に耐え切れず、市場から締め出されるようになる。【中国環境報】