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環境ニュース[国内]

中国 上海:石炭火力発電で排煙脱硫を本格的に推進

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2007.05.25 【情報源】/2006.03.22 発表

 上海市の石炭火力発電で排煙脱硫事業が本格的に始まる。第11次五ヵ年計画末期には、全市石炭火力発電の脱硫率を95%以上に引き上げ、毎年二酸化硫黄の排出を20万トン削減する。同市には現在16の石炭火力発電所があり、その容量は1063万kW。現在95万kW分で排煙脱硫が導入されているが、その他は何ら必要な二酸化硫黄対策を導入しておらず、年間30万トン近くの二酸化硫黄が排出され、同市の大気環境に大きな悪影響を及ぼしている。「上海市第11次五ヵ年計画期間石炭火力発電脱硫事業実施方案」に基づき、5年間で40億元を投じて、2006年〜2008年の第3次環境保護3年行動計画期間に650万kW分の排煙脱硫事業を進め、計画全体の7割の達成を目指す。【中国国家環境保護総局】

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