官民連携による地域づくりの成功ポイント５か条を発表

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2001.11.14 【情報源】国土交通省／2001.11.14 発表

　国土交通省では、平成１１年から実施している「次世紀の地域づくりのモデル的実践」の事例から、官民連携による地域づくりを成功させるポイントを５か条にまとめた。
　「次世紀の地域づくりのモデル的実践」は、複数市町村の区域にまたがった地域で、自治体とＮＰＯなどが協働で取り組んでいる地域づくり活動を対象にした国土交通省の支援事業で、全国で計５７５市町村にまたがる３１地域が対象地域として選定されている。
　国土交通省は今回、これらの中から活動を成功させる要因を抽出、（１）個性ある目標を決める（ターゲットの絞り込み）、（２）「足元（地域の資源・地域の人材）」を見つめる、（３）「周辺」を見渡す（他の活動との連携・交流の工夫）、（４）実践のための「手段」を探す（活動継続のための工夫と活動の楽しさ創出）、（５）全体計画を「評価」する−−の５か条にまとめた。
　なお、「次世紀の地域づくり」活動については、全国的規模でノウハウの情報交換を行いながら、各地域のテーマに沿った地域づくり活動を今後も継続していく。【国土交通省】