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環境ニュース[国内]

環境ラベルに関するアンケート調査結果の公表

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2007.09.06 【情報源】環境省/2007.09.03 発表

 環境省では、適切な環境情報の提供の在り方等について検討していくために、平成19年7月にビズネット株式会社の協力を得て企業の調達担当者を対象に、環境ラベル等に関するアンケート調査を実施し、151件の有効な回答を得ることが出来た。その結果、「省エネラベル」の存在については「知っている」が53.6%、「知らない」が44.4%であった。また、第三者機関による環境ラベルと企業が自主的に提供している環境ラベルがあることに対する認知度は、「知っている」が57.6%、「知らない」が42.4%であり、いずれも「知っている」が過半数を超え、環境ラベルの認知度は比較的高いことが判明した。
 さらに、省エネラベルの有効性に関しては、「有効である」が90.7%と非常に高く、その理由としては、「省エネ基準達成率や消費効率などが具体的な数値で示されているから」が76.2%と最も高く、続いて「他社製品との比較が可能だから」が52.3%であった。
 一方で、企業による自主的な環境ラベルに対する考えについては、「企業努力を感じる積極的な取組」とする意見や「マークの有無で環境に配慮している製品であるかどうかが分かる」とした意見が過半数を示す中で、「他製品と比較することが出来ない」とする意見が33.1%、「客観性がない」が23.2%と比較的高い値を示す結果となった。
 今回の調査結果をうけて環境省では、環境ラベルの認知度は比較的高いものの、「具体的にどう環境に良いのか分かりにくい」や「製品間でどの程度環境に良いのか比較出来ない」など、ネガティブな意見が多く、環境ラベルの客観性や信頼性の向上を図る必要があるとしている。【環境省】

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