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環境ニュース[海外]

ドイツ バイオリファイナリー会議が開催される

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2007.09.27 【情報源】ドイツ/2007.09.13 発表

 9月12、13日、ドイツ連邦環境省は、バイオアクティブ・ポリマーシステム研究所と共催し、ベルリンにて、「2007 ドイツ・バイオリファイナリー会議」を開催し、バイオリファイナリーに関して学術、経済、行政の視点から、講演や討論が行われた。
 ドイツでは、有機化学物の約76%が石油から製造されている。長期的な視点で見ると、効率的でコストの低い原料の供給が重要となっている。
 石油に代えて、再生可能資源を原料に利用するバイオリファイナリーを活用すれば、CO2排出量も減少する。今後、バイオリファイナリーコンセプトが活用されれば、再生可能資源の価値が大幅に高まる可能性もある。
 会議に出席した、ミュラー政務次官は、「この会議により、業界を超えた対話が始まり、ドイツ国内におけるバイオファイナリーの研究と開発、実現への戦略的決断が実行されるであろう。厳格な、かつ必要不可欠な気候保護目標を実現するためには、バイオリファイナリー・コンセプトが鍵となるだろう。今後、エネルギー価格や資源価格が上昇するにつれ、このような技術への需要も増加し、ドイツ企業には、大きなチャンスが訪れるだろう」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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