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環境ニュース[国内]

ドイツ 電子・電気機器の回収状況は好調

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2008.04.10 【情報源】/2008.03.28 発表

 「電気・電子機器の販売・回収・環境に配慮した廃棄処理に関する法律」(通称 電気・電子機器法)の施行から3年、電子・電気機器の無料回収及び製造者による処理の開始から2年を経て、ドイツ連邦環境省と連邦環境庁は、EUの廃電気・電子機器指令の国内での転換は、良好な成果を挙げているとの見解を発表した。
 廃電気機器登録財団(EAR)と連邦統計局の最新の調査によると、2006年は、廃電気・電子機器の回収量は、1人あたり8kgとなり、EU指令で求められている量(4kg)を大きく上回った。また、2006年には、約75万tの廃電気・電子機器が、家庭及び商業施設から回収された。
 2006年に販売された新しい電気・電子機器は180万tであることから、今後、廃電気・電子機器の回収量が上昇することが予想される。
 自治体の廃棄物回収場に集められた廃電気・電子機器の、製造者による回収数は、2006年3月以降18万回に及ぶ。回収時期の遅れは、2007年1月は約5%であったのが、2008年2月には0.2%に減少しており、この間にロジスティックが軌道に乗ったことを示している。
 これまで、既に1万業者が廃電気機器登録財団に登録しており、秩序違反の業者に対する連邦環境庁による厳格な取締りを背景に、非登録業者の数は減少しているという。【ドイツ連邦環境省】

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