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環境ニュース[国内]

2009年漁期のメロ及びオキアミの保存措置合意 南極海洋生物資源保存委員会第27回年次会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2008.11.10 【情報源】水産庁/2008.11.07 発表

 南極海洋生物資源保存委員会(CCAMLR)の第27回年次会合が、2008年10月27日から11月7日まで、オーストラリア・タスマニア州ホバートで開催された。
 同委員会は、南極の海洋生物資源保存管理のために1982年に設立された地域漁業管理機関で、現在日本を含む24か国とECが加盟している。
 今回の会合では、(1)2009年漁期のメロ・オキアミなどの保存措置、(2)メロ漁業のIUU(違法・無報告・無規制)抑制、−−などの議題が検討された。
 メロの保存措置としては、資源悪化の懸念を受け、日本漁船の操業海域を含む一部の海域において漁獲可能量が削減されたものの、日本漁船1隻を含む3隻の操業が認められた。また、オキアミの保存措置としては、本年と同じ漁獲可能量(日本漁船が操業している海区では62万トン)が設定され、日本より1隻の漁船が操業を行う予定である旨申請した。
 メロ漁業のIUU対策としては、IUU漁船の旗国に対して是正を要求し、最終的には貿易制限を可能とする保存措置がECより提案されたが、アルゼンチンの反対等により合意されなかった。【水産庁】

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