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環境ニュース[海外]

EU 持続可能な野鳥狩猟について指針公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2009.03.24 【情報源】EU/2009.03.13 発表

 欧州委員会は3月16日、EUの自然関係法令に従って野鳥狩猟が行われるようにする指針を公表する。
 EUで最も古い自然関係法令である野鳥指令(79/409/EEC)は、2009年4月2日に制定30周年を迎えるが、この機会に同指令における狩猟関係の要求事項を明確化する。同指令は生物多様性喪失を阻止するというEUの目的を達成するための重要なツール。新たな指針では、野鳥全体の保全を目指しつつ、狩猟期間、野鳥及びその生息地に対する悪影響を最小限にすること、例外的な状況における狩猟の許可条件について重点的に取り上げる。
 この指針の発表の記念行事には、フランスのボルロー環境大臣と欧州委員会環境総局ファルケンブルク事務局長が出席する。
 なお、欧州委員会は、2001年に、持続可能な狩猟に関する取組みをEU加盟国、環境NGOのバードライフ・インターナショナル、欧州狩猟保全協議会連合(FACE)と共に開始し、2004年、バードライフ・インターナショナルとFACEは、野鳥指令の対象となる野鳥の狩猟について、国際的な合意文書に署名した。今回の指針は、これを達成するためのベスト・プラクティスを示すことを目指す、協働の成果である。【欧州委員会環境総局】

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