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環境ニュース[国内]

林野庁 国有林野事業の21年度技術開発重点2課題を選定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2009.04.09 【情報源】林野庁/2009.04.09 発表

 林野庁は平成21年4月9日、国有林野事業の21年度技術開発重点課題として、[1]天然更新を活用した牧草地の森林化について、[2]高性能林業機械・コンテナ苗を活用した低コスト育林に向けた実証試験の2つを選定したと発表した。
 国有林野事業では、CO2吸収、生物多様性保全などの森林の公益的機能をいっそう引き出す林業技術開発を効果的に推進するため、森林管理局から提案のあった案件の中から、重点的に取り組むべき技術開発課題を毎年度選定し、検討を行っている。
 選定された2課題のうち、[1]地掻きによる地表処理を実施し、低コスト(人工更新の約60%)で確実かつ早期に森林化を図るための天然更新による施業方法の確立を目的とするもので、東北森林管理局岩手北部森林管理署が (独)森林総合研究所と協力しながら、検討を進める。
 また、[2]は高性能林業機器及びコンテナ苗を活用して、低コストで、かつ安全面や労働強度の軽減が可能な育林システムの確立を目的とするもので、九州森林管理局森林技術センターが(独)森林総合研究所と協力しながら、検討を進める。【林野庁】

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