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環境ニュース[国内]

第4回森林における生物多様性保全の推進方策検討会 開催

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2009.05.29 【情報源】林野庁/2009.05.28 発表

 農林水産省林野庁は、平成21年5月21日に開催された第4回森林における生物多様性保全の推進方策検討会の概要を公表した。
 今回の検討会では、森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策について検討が行われた。
 委員からは、生物多様性に富んだ森林とは、どういうものなのか、わかりやすい定義が必要。また、森林の生物多様性を保全することが私達の暮らしにどのように関わりを持つのかを具体的に伝えるべき。
 自然災害そのものが生物多様性の阻害要因になるということは誤解を招く恐れがあり、むしろ様々な事例から見ても、自然災害がマイナス要因となるよりも、生物多様性の維持に貢献しているのではないか。
 猛禽類の繁殖率の低下の要因として、若齢林の減少は一面的なものにすぎず、餌となる小動物の減少など様々な要因が影響している。また、南方からの夏鳥の減少が問題であり、COP10 を機会に渡り鳥の越冬する熱帯林の保全を主張しても良いのではないか。
 生物多様性の保全のためには人為を加えないことが一番良いとの一般的な誤解を解き、人工林でも適切に手入れをすれば生物多様性に貢献することをPRすべき。森林の生物多様性の保全を阻害する要因としては、森林所有者による適正な森林の管理が滞っている現状を踏まえた対応が必要である。
 森林の生物多様性を保全するためには、森林施業管理の基盤となる林道・作業道などの路網整備が必要。また、渓流環境の保全という観点から、治山事業における対応の考え方についても言及する必要があるのではないか、などの意見が出された。
 今後、同庁ではこれまでの議論と先進的な取組を行っている団体等からのヒアリングを経て、森林における生物多様性保全の保全及び持続可能な利用の推進方策の報告書(案)を取りまとめ、次回検討会に諮る予定。【林野庁】

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