エコラベルに関する新たな作業計画を採択

【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2002.01.16 【情報源】EU／2002.01.10 発表

　欧州委員会は、EUのエコラベル、「フラワー（Flower）」について、2002〜2004年までの新たな作業計画を採択した。
　フラワーは、1992年に制定された仕組みで、EU加盟国及び欧州経済地域において、環境影響の少ない製品を奨励するもの。厳格な環境・性能基準に合格した製品に、フラワー・マークを表示する権利が与えられる。
　作業計画では、市場におけるフラワーの周知・促進、対象製品グループの拡大、各加盟国のエコラベルとの調整・協力について、目標を設定している。これまで17の製品グループ（紙製品、洗剤など）について基準が設定されているが、計画では、今後3年間で、これを30に伸ばしたいとしている。
　また、長期的なプランとして、2005年にスキームの見直し、他の環境ラベリングとの協働、公共調達の際のベンチマークとしての役割、資金源問題、統合的生産政策や持続可能な消費における役割　なども盛り込まれている。【欧州委員会環境総局】