1人あたりの都市公園面積、20年度末で約9.6平米に

【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2009.09.10 【情報源】国土交通省／2009.09.10 発表

　国土交通省は全国の都道府県・市町村と協力して実施した、平成20年度末時点の都市公園整備状況の調査結果を21年9月10日に公表した。
　調査結果によれば、19年度末から20年度末の1年間に約1,700ヘクタールの都市公園が全国で新たに供用され、20年度末時点での全国の都市公園の面積は計約11万4,925ヘクタールに達した。
　ただし、1人あたりの公園面積は19年度末で約9.6平米で、1人あたり公園面積が103.2平米というキャンベラ、80.0平米のストックホルム、52.9平米のワシントンD.Cなど先進各国の整備水準と比較すると依然として低いことから、同省では引き続き防災や環境問題への対応等の各種政策課題に対応しつつ、都市公園等の整備の推進を図るとしている。
　なお、都道府県別の1人あたりの公園面積は、北海道の34.7平米が最大、神奈川県の5.5平米が最少。政令指定都市では神戸市の16.9平米が最大で、東京特別区の3.0平米が最少だった。【国土交通省】