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環境ニュース[海外]

エネルギー効率を示す新たなグリーン・ラベル制度提案

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】イギリス/2000.10.20 発表

 イギリスの「商品と環境に関する諮問委員会(the Advisory Committee on Consumer Products and the Environment;ACCPE)」は、一般的なエコラベリングに止まらず、自動車、住宅及び家庭用設備のエネルギー効率をランク付けて具体的に示すラベリング制度があれば、より簡単にグリーン購入を行うことができるとする報告書「グリーンを選択(Choosing Green)」を公表した。自動車、住宅及び家庭用設備は、家庭からのCO2排出の90%を占めているという。
 また、ACCPEは、製品の環境影響について消費者が知り、異なる製品を比較できるようなウェッブ・サイトを準備するよう提言。さらに、誤解を招くような曖昧な環境広告・表示を判定し、公表するためにパネルを設置するよう提言した。
 ACCPEは、持続可能な製品やサービスを実現する方策について検討するため、1999年9月に設置された委員会で、今回が初の報告書となる。
 なお、エネルギーラベリングについては、自動車に対する自動車製造・販売協会(the Society of Motor Manufactures and Traders;SMMT)の自主的なラベリングが今年早々から実施されており、新築住宅に対する政府のラベリングが2001年1月1日からスタートする予定である。
 SMMT及び環境省も、10月20日に、自動車のエネルギーラベリングが消費者の環境行動を促しているという調査報告書「自動車、CO2及び消費者(Cars, carbon dioxide and consumers)」を公表した。

報告書「グリーンを選択」は、環境・運輸・地域省(DETR)のプレス・オフィスで入手可能。連絡先は、DETR, PO Box 236, Wetherby, West Yorkshire, lS23 7NB

報告書「自動車、CO2及び消費者」は、執筆したネピアー大学Tim Ward氏から入手可能。連絡先電話 020-7944-4902
【イギリス環境・運輸・地域省】

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