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環境ニュース[国内]

第5回「美の里づくりコンクール」受賞団体を決定

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2010.02.03 【情報源】農林水産省/2010.02.02 発表

 農林水産省は、平成22年2月2日 優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組みを表彰する第5回「美の里(びのさと)づくりコンクール」の受賞者を発表した。
 このコンクールは優れた景観づくりを行っている農山漁村の取組み事例を顕彰・広報することによって、農山漁村で美しい景観形成を進め、都市と農山漁村の共生・対流を活発化することが目的。
 今回農林水産大臣賞を受賞した栃木県那須町の「芦野の里づくり委員会」は、地域活性化の事業として、歌枕の地でもあり、松尾芭蕉ゆかりの地でもある「遊行柳(ゆうぎょうやなぎ)」周辺の維持管理や、「田植え祭り」などのイベント開催、地区内団体の事業(柳祭り全国俳句大会・聖天花火大会など)後援等を通じて、いきいき里づくりを目指し活動している。
 特に、松尾芭蕉が芦野を訪れた時期にあわせ、10年ほど前から地域で農耕馬の所有者の協力を得て、馬による代掻きを行う「田植え祭り」は、芦野の田園風景に映え、芭蕉が「田一枚植えて立ち去る柳かな」と詠んだ情景を彷彿とさせるものであり、年々多くの人々が訪れ定着した行事になっている。
 なお、農林水産大臣賞のほか、京都府福知山市「毛原の棚田農業体験ツアー実行委員会」と長崎県長崎市「大中尾棚田保全組合」が農林水産省農村振興局長賞、北海道当別町「当別町亜麻生産組合」、石川県津幡町「河北潟干拓地ひまわり村」、佐賀県白石町「川津資源保全隊」が審査会特別賞を受賞した。【農林水産省】

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