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環境ニュース[国内]

ワシントン条約第15回締約国会議がカタールのドーハで開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.03.09 【情報源】環境省/2010.03.08 発表

 ワシントン条約CITES)第15回締約国会議が2010年3月13日から25日まで、カタールのドーハで開催される。
 ワシントン条約は、絶滅のおそれがある野生動植物の保護、採取・捕獲の抑制を目的として、野生動物やその体の一部についての国際取引規制を行っている条約。1975年に発効し、日本は80年に加入。2010年2月現在の締約国は175か国に上っている。
 今回の会合では、条約の実施に関連する事項のほか、条約の対象となる附属書の改正提案について議論される予定。
 このうち陸棲動物に関する附属書改正については、タンザニア及びザンビアが提案する、両国に棲息しているアフリカゾウの在庫生牙については、条件付きで、1回限りの輸出を可能とすること。ケニア他7か国が提案する、前回締約国会議で決定されている南部アフリカ4ヶ国産の生牙の輸出を9年間禁止を全てのアフリカゾウの生牙を20年間取引させないことに変更すること。アメリカが提案するホッキョクグマ 附属書Uから附属書Tへの移行することなど、15件の議題について検討される予定。

(※)附属書Tは国際取引禁止種。附属書Uは国際取引制限種で輸出時に輸出国の輸出許可証が必要。

【環境省】

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