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環境ニュース[海外]

都市のCO2排出量を測る 共通基準を公表

【発表日】 2010.03.23 【情報源】 国連 【地球環境 地球温暖化

 国連環境計画(UNEP)、国連人間居住計画(UN-HABITAT)および世界銀行は、ブラジルで開催中の世界都市フォーラムにおいて、世界各都市のCO2排出量を測る共通の方法を公表した。この「温室効果ガス基準」は、人口一人当たりのCO2排出量を算定するもので、各都市が環境パフォーマンスを比較し、違いを分析するのに役立つ。
 例えば、スペインのバルセロナのCO2排出量は一人当たり4.2トン、タイのバンコクでは10.6トンとなっている。各都市の排出量は、一次エネルギー源、気候、交通手段、都市の形態などによって変わり、同じアメリカ国内でも、人口密度の高いニューヨークでは、一人当たり10.4トンだが、人口密度の低いデンバーでは21.3トンに達するという。
 この基準は、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の基準や、世界資源研究所国際環境自治体協議会などが進めている温室効果ガスの算定に向けた取り組みにも準拠している。既に、40都市以上で、算定が完了しているが、UNEP等では、世界の代表的な都市全てについて、CO2排出量の算定を行いたいとしている。【UNEP】

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