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環境ニュース[国内]

平成20年度の一般ごみ総排出量4,811万トンに減少 1人1日の排出量も1,033グラムに減少

ごみ・リサイクル ごみ処理】 【掲載日】2010.04.19 【情報源】環境省/2010.04.16 発表

 環境省は、平成22年4月16日付けで、平成20年度の全国の一般廃棄物(ごみ・し尿)排出及び処理状況の調査結果についてとりまとめ、公表した。
 公表によると、平成20年度のごみ総排出量は、前年度の5,082万トンより5.3%減少した4,811万トンで、1人1日あたりのごみ排出量も前年度の1,089グラムより5.1%減少し、1,033グラムとなった。ごみ総排出量は平成12年度以降継続的に減少し、1人1日あたりの排出量もピーク値の平成12年度から約12.8%減少した。
 一方、市区町村などによる資源化と住民団体などによる集団回収とを合わせた総資源化量(再生利用量)は、978万トン、リサイクル率は20.3%であった。総資源化量は前年度と比べ減少しているが、ごみ総排出量が減少しているためリサイクル率は横ばいとなっている。
 なおごみ総排出量が減少したことにより、最終的処分量も前年度の635万トンから12.9%減少し553万トンとなり、最終処分場の残余年数は、前年度15.7年から18年と増加したが、残余容量は、最終処分場の数が平成8年度以降、増減を繰り返しながらも減少傾向にあることから、1億2,184万立方メートル(前年度:1億2,202万立方メートル)と0.1%減少し、最終処分場の確保は引き続き厳しい状況であることを示した。【環境省】

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