一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

都市計画道路三隅益田線の環境アセス書に対し、環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2010.05.17 【情報源】環境省/2010.05.14 発表

 環境省は、島根県の都市計画道路三隅益田線に関する環境影響評価書についての環境大臣意見を平成22年5月14日付けで国土交通省に提出した。
 都市計画道路三隅益田線は、国土交通省中国地方整備局が事業主体となり、島根県浜田市三隅町三隅〜益田市遠田町の区間、延長約15.2kmの都市計画道路。山陰道の一部として、地域間交通の円滑化や代替路線の確保等を目的としている。
 今回の環境大臣意見では多数の動植物が生息する地域の土地改変を伴う計画となっていることから、[1]建設段階において新たに希少な動植物が確認された場合は、専門家の助言を得ながら、これらの種の生息、生育環境への影響が最小限になるよう、適切な保全措置を講じること。[2]建設段階における温室効果ガス排出量を削減するため、他の道路事業における取組状況を踏まえ、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律グリーン購入法)に基づく特定調達品目等の使用に努めること。[3]効率的な施工の実施が建設機械等から排出される温室効果ガス排出量の削減に資することから、地域特性等を踏まえ、温室効果ガスの排出削減等にも留意しつつ、効率的な施工計画を策定するよう努めること。−−の3点を指摘している。
 なお、今後、都市計画決定権者である島根県に対して、国土交通大臣等からこの環境大臣意見を勘案した意見が述べられることとなる。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク