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環境ニュース[国内]

住友林業、地域の木材使った分譲住宅を東京・八王子で販売

エコビジネス】 【掲載日】2010.08.27 【情報源】企業/2010.08.26 発表

 住友林業は、東京都八王子市で106区画の大規模分譲住宅プロジェクト「フォレストガーデン京王堀之内」の販売を始めた。地元・多摩地域で適正に管理された森林で生育したヒノキを、住宅の柱と土台に採用した。大規模分譲住宅開発に地場産材を使うことで、林業の活性化による森林保全や、地域密着の住宅づくりをアピールする。

 フォレストガーデン京王堀之内は総開発面積約1.8haに上り、単独開発としては同社で初めて100戸を超える大規模住宅団地。「大地とのつながり」「地域とのつながり」などをテーマに企画・設計した。大地、地域とのつながりとして、多摩地域の林業団体などでつくる多摩産材認証協議会が認証したヒノキを主要構造材に使用した。

 リビングの天井部には、白木の梁(はり)を露出。個性的で木質感にあふれた室内空間を実現した。分譲地内には自然石を使ったベンチを配置し、自然素材を多く使った環境配慮型の住宅であることを強調している。最寄り駅は、京王相模原線の京王堀之内。

 多摩産材認証制度は、健全で持続的な森林経営による森林資源の循環などを目指し、多摩地域の森林所有者、生産業者、原木市場、製材業者らが2006年から始めた。適正に管理された森林での生産から販売まで、すべての過程を認証登録事業者が扱う木材に対し、証明書類とシールが添付される。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)


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