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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、フィリピン・ルソン島の植林活動で第2期プロジェクト開始

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.09.07 【情報源】企業/2010.09.03 発表

 トヨタ自動車は、フィリピン・ルソン島北部で、マニラの北約500kmのカガヤン州ペニャブランカ町で展開している植林活動で、2013年7月までの第2期プロジェクトを始めた。フィリピン環境資源省、国際環境NGO、同町とともに728haを対象に、1000本を植樹する。同社は第2期で1億5000万円を拠出する。

 同社の植林プロジェクトは木を植えるだけでなく、森林再生と地域住民の生活を両立させる仕組みづくりを目指すことが特長。2007年9月から実施した第1期の活動では、1772haに植林すると同時に、たき木採取を防ぐための専用林を設置し、森林荒廃対策を施した。マンゴー、カカオなど換金できる果樹の栽培を奨励し、収入の一部を基金化する取り組みも実施し、協同組合を組織した。

 9月スタートの第2期では、プロジェクト終了後も地域住民によって植林活動が継続できるよう、協同組合を軌道に乗せるとともに、住民の意識向上を図り、基金による植林を展開する計画。同社と、現地法人のトヨタ・モーター・フィリピンがボランティアとして参加し、植樹する。

 この植林プロジェクトは、森林保全プロジェクトを多面的に評価する第三者認証の世界基準であるCCB基準で、特に優れた「ゴールド認証」を2009年12月に取得。活動内容の質の高さが求められている。トヨタ自動車の拠出金の合計は、第1期の2億円と合わせて3億5000万円。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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