一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

アメリカエネルギー省、車椅子で乗れる天然ガス乗用車の開発・量産を支援

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2010.12.06 【情報源】/2010.11.22 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、車椅子で乗れる圧縮天然ガス自動車の開発と量産を支援するため、5千万ドル弱の条件付き融資を行うと発表した。天然ガス自動車はガソリン車より汚染物質排出量が少ないほか、この事業が軌道に乗ると、年間最大22,650台が製造され、900人以上の新規雇用創出が見込まれるという。この天然ガス専用車MV-1は、車椅子での利用のために設計されており、現在のところアメリカ障害者法のガイドラインに適合する唯一の小型車両で、車椅子のための折り畳み式スロープと広い乗降口を備え、車内は折り畳み式補助席を使えば6人まで乗車できる。チュー長官は、「このプロジェクトは、新規雇用の創出、代替燃料の利用促進、アメリカ自動車産業の競争力維持につながる新技術への投資だ」として期待を寄せている。エネルギー省の先進技術車両製造融資プログラムは、石油への依存を減らすとともにクリーンエネルギー分野の雇用を創出する画期的な先進技術の開発を支援するもので、これまでに80億ドル以上の融資を行っている。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース