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環境ニュース[海外]

フランスの家庭ゴミ収集サービスに対するラベル認証、2010年の取得自治体数が大幅に増加

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2010.12.15 【情報源】フランス/2010.12.02 発表

 フランスの環境・エネルギー管理庁(ADEME)とエコ・アンバラージュ社(容器包装再生利用を担当する非営利組織)は、2010年11月30日から12月3日までフランスのリヨンで開催される欧州環境見本市「ポリューテック・リヨン」で、本年にQualiTri、QualiPlusのラベル認証を取得した91の自治体や共同体を発表する。
 QualiTri、QualiPlusは家庭ゴミの収集分別について自治体の認証申請に基づいて審査を行い、基準を満たした自治体を認証するラベル。認証は住民1万人以上の自治体を対象とする自主的な制度だが、認証基準の検証から、認証する自治体の選定に至るまでの全体的なプロセスは、国家ラベリング委員会の枠組みの中で進められている。2010年は自治体が効率性、質の両面を最大限に追求して廃棄物収集に取り組んでいる状況を反映して、取得自治体数が大幅に増加。申請自治体数118のうち、77%に当たる91の自治体がラベルを取得、うち68がQualiTri、18がQualiTriとQualiPlusの両方、5の自治体(QaliTri取得済み)がQualiPlusを取得した。2007年から2010年の取得自治体数197のうち、2010年に取得した自治体が46%強を占めることになる。ADEMEとエコ・アンバラージュ社は、このラベルを導入することで、廃棄物収集サービスの全体的な質の向上をめざしている。【フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)】

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