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環境ニュース[海外]

ドイツ建設業界 建設廃棄物のリサイクル率は70パーセント

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】ドイツ/2000.10.16 発表

 ドイツ連邦環境大臣は、10月16日、建設廃棄物(建設現場の石屑、道路の掘削による廃棄物、建設現場廃棄物)の利用に関する年次報告書を建設経済界代表から受け取った。同報告書によれば、1996年には、8320万トンの建設廃棄物が発生し、そのうち 約70%に当たる5810万トンが有効利用されている。
 建設経済界は、1996年11月に、埋め立て処分される建設廃棄物の量を2005年までに半分に減らすことを、自主的取組の形で、連邦政府と約束した。1995年のデータに基づき、約64%の建設廃棄物が有効利用されたときに目標が達成されることとなっていた。したがって、70%という利用実績は、当初の期待を上回る数字である。
 環境大臣は、建設経済界の活動を高く評価するとともに、今後も、高水準の利用率が維持されることを期待する。
 なお、年次報告書の提出は、建設経済界の自主的な取組に基づくもので、今回が初めての報告であった。【ドイツ連邦環境省】

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