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環境ニュース[国内]

トキのヒナ、平成23年は50羽が順調に成育 飼育総個体数は188羽に

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2011.07.28 【情報源】環境省/2011.07.26 発表

 環境省は、平成23年のトキの繁殖などについて発表した。
 これによると、佐渡トキ保護センター、野生復帰ステーション及び多摩動物公園で繁殖が行われ、7月26日現在で50羽のヒナが生育している。この結果、日本国内で飼育されているトキの総個体数は 188羽となっている。
 平成23年のトキの繁殖は、平成22年に繁殖した21組のうち5組を解消、7組の新たなペアを形成、計画繁殖外2ペアを加え、計25組のペアが繁殖を行った。その結果、合計155個の卵が産まれ、うち計56羽(自然ふ化で10羽、人工ふ化で46羽)のヒナが誕生した。
 巣立ち前の成長過程で6羽が死亡したが、50羽が順調に成育している。

【平成22年7月22日現在の国内のトキ飼育個体数】
佐渡トキ保護センター: 96羽(うち平成23生: 17羽)
同センタ−野生復帰ステーション: 43羽(うち平成23生: 9羽)
多摩動物公園(東京都日野市): 14羽(うち平成23生: 5羽)
いしかわ動物園(石川県能美市): 21羽(うち平成23生: 9羽)
出雲市トキ分散飼育センター(島根県出雲市): 14羽(うち平成23生: 10羽)
合計: 188羽(うち平成22生: 50羽)

【環境省】

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