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環境ニュース[国内]

農水省 諫早湾干拓事業の潮受堤防の排水門の開門調査に係る環境アセス準備書を公表

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2011.10.18 【情報源】農林水産省/2011.10.18 発表

 農林水産省は、平成23年10月18日 諫早湾干拓事業の潮受堤防の排水門の開門調査に係る環境影響評価準備書を公表した。
 環境アセス準備書の公表は、諫早湾干拓事業の潮受堤防の排水門の開門調査に係る環境影響評価書の作成に当たって、広く意見を募集するとともに、提出された意見を考慮しつつ、評価書を検討することを目的とするもの。
 今回のアセス準備書は、[1]調整池水位・流速の制限なしで開門当初から全開方法、[2]調整池への海水導入量を段階的に増加させ、最終的に排水門を全開にする方法、[3]調整池の水位や流速を制限する方法−−の3つの開門方法毎に、有明海の潮流や水質の変化等をシュミレーションし、開門を実施した際に、有明海、諫早湾、調整池及び背後地等にどのような影響を及ぼすのかを予測・評価するとともに、それぞれに必要となる環境保全措置を含めて取りまとめている。
 なお、今回農林水産省が公表したのアセス準備書は、平成23年6月に公表した素案から、関係者の意見を踏まえて、新たに数値シミュレーション等を行い、予測評価の検討根拠の追記や検討内容の充実等を図ったとしている。
 今後、パブリックコメントの募集を1ヶ月半、関係各県知事からの意見聴取を4ヶ月ほど実施し、これらを踏まえ、評価書を作成する予定。その後、環境大臣からの意見提出及び農林水産大臣の意見(期間3ヶ月程度)を踏まえて、評価書を補正し、1カ月間の公告・縦覧期間を経て手続を完了する予定。【農林水産省】

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