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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、高持続可能性住宅zHomeに全戸ウォーターセンス新築住宅ラベルを認証

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2012.02.07 【情報源】アメリカ/2012.01.25 発表

 アメリカ、ワシントン州イサクァに建設されたタウンハウス「zHome」は、エネルギーを必要とせず、炭素を排出しない環境適合型集合住宅(全10戸)である。この全戸に、ウォーターセンス(WaterSense)ラベルが新築住宅部門で認められ、zHomeは国内で初めて、全戸ウォーターセンスラベル取得の集合住宅となった。森林管理協議会FSC)も、2011年の北米最良の住宅プロジェクトとしてzHomeを表彰している。
 住宅がウォーターセンスラベルを取得するには、基準より20%以上の節水が条件になる。zHomeはさまざまな節水技術により、この地域の一般の住宅に比べ飲料水を70%節水することに成功した。ウォーターセンス・プログラムのパートナーである非営利団体「カスケード・ウォーター・アライアンス」が、同ラベルのついたトイレ、シャワーヘッド、蛇口のほか、水使用効率を上げるための新たなリアルタイム・使用量モニターも提供した。さらにzHome各戸には雨水貯蔵タンク(1000〜1800ガロン)が備えられ、洗濯やトイレ用にこの水を利用できるという。zHomeは、イサクァ市主導による官民パートナーシップにより実現したもので、建築会社Ichijo USAらが建設した。【アメリカ環境保護庁】

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